人を行動に駆り立てる求人広告とは
●応募の入る求人広告は「なぜ」反応が良いのか?
●応募がこない求人広告は「なぜ」反応がないのか?
このページでは、反応の良い広告に含まれる
「反応を生み出す条件」を6つ挙げています。
この2つの求人広告をご覧ください。
パターンA

パターンB

どちらで働きたいと思いましたか?
これ、実際にほとんどの人がAを選びます。
Aの広告は「ウチはこんなに魅力的ですよ!」と猛烈なアピールをしている訳ではないのに、なぜ多くの人がAを選んでしまうのでしょうか?
心を動かす広告に必ず含まれる要素
一度聞いたら忘れられないメッセージや
人を行動に駆り立てるメッセージには、
ある法則があります。
その法則は、100年以上前から使われています。
たとえば、
ケネディ元米大統領の「人類を月へ」という演説はアメリカ国民を熱狂させ、
SONY創業者の井深大氏の「ポケットに入るラジオ」というコンセプトは、
SONYを世界企業に飛躍させました。
強力なメッセージは人を動かし、歴史を動かします。
歴史を動かすようなメッセージに
含まれる要素とは、いったい何なのか?
その秘密が、全米で150万部のベストセラーになった
「アイデアのちから」(解説:勝間和代さん)で語られています。
著者であるチップ・ハースは、
人を行動に駆り立てるメッセージには
6つの法則があると言っています。
(1)単純明快である(Simple)
(2)意外性がある(Unexpected)
(3)具体的である(Concrete)
(4)信頼性がある(Credible)
(5)感情に訴える(Emotional)
(6)物語性(Story)
こちら、頭文字をとるとS・U・C・C・E・Sなので
「SUCCES」=サクセスと呼ばれています。
さきほどの求人、パターンAとパターンBは、
この「SUCCES」のどれが含まれているのか、
それぞれ見てみましょう。
パターンA
| (1)単純明快である(Simple) | - |
| (2)意外性がある(Unexpected) | 〇 |
| (3)具体的である(Concrete) | 〇 |
| (4)信頼性がある(Credible) | - |
| (5)感情に訴える(Emotional) | - |
| (6)物語性(Story) | ◎ |
パターンB
| (1)単純明快である(Simple) | - |
| (2)意外性がある(Unexpected) | - |
| (3)具体的である(Concrete) | - |
| (4)信頼性がある(Credible) | - |
| (5)感情に訴える(Emotional) | - |
| (6)物語性(Story) | - |
ご覧の通り、パターンBは当てはまる要素がゼロです。
対してパターンAは3つの要素が含まれています。
パターンAをパッと見て、イチバン感じるのは(6)の「物語性」ですよね。
「意外性」はどの部分?
パターンAの広告は、広告文のオープニングから
急に物語が始まり、広告文のエンディングでようやく
オチ(=ここで働きませんか?)が分かる構成になっています。
求人広告を見るのは求職者ですが、
求職者が見慣れている広告は、パターンBのような広告です。
(待遇の羅列、どこかで見たことのある職場環境アピール)
求職者はBのような広告を浴びるように見てきているので、
Bのような広告に関しては「不感症」になっています。
どんなに待遇を並べ立てても「これは見たことある」と
条件反射で立ち去ってしまうわけです。
しかし、パターンAのような物語構成の求人広告には
ほぼ触れたことがないため、この構成自体が「意外性」
として機能します。
※より具体的にいうと「思考を一度停止させて相手のガードを下げてから、再起動させる」という
手法なのですが、これを書くと1つの記事になってしまうので、また別記事としてアップします。
「具体性」はどの部分?
あなたはパターンAの文章を読んだとき、
物語に出てくる少女の1つ1つの行動が頭に浮かんだのではないでしょうか?
それが「具体性」にあたります。
抽象的なワードを取り除き、具体的なワードで
構成された文章は、読み手を疑似体験の世界に
いざないます。
求職者は、自分が息をはずませてコーヒーショップの
バイトへ向かう姿を脳内でイメージするのです。
●バイト探し中、自分がバイトしている状況を疑似体験した
VS
●バイト探し中、自分がバイトしている姿をイメージできない
この2つ、どちらが応募する際の心理ハードルが低いでしょうか?
また、どちらが応募後に面接に行く可能性が高いでしょうか?
正解はもちろん、
「自分がバイトしている状況を疑似体験した」ほうですよね。
すでに求職者は頭の中でバイトの疑似体験をしているので、
「応募」したり「面接」に行くのにストレスがかからないわけです。
以上のように、パターンAには
「SUCCES」のうち、3つの要素が含まれています。
効果のほどは?
このパターンAとパターンBは
実際にあったビフォア(B)⇒アフター(A)です。
私がこの広告を作った時の
細かい経緯はここでは割愛しますが、
ビフォア(B)⇒アフター(A)で応募数は
10倍の上昇になりました。(2応募→23応募)
更に面接率も大きく上昇し、
52%→83%の上昇となりました。
面接に来た方も、パターンBの時は自社の求める
人物像ではなかったのに対して、パターンAのときは、
自社の求める人物が多かった、という結果に。
パターンAには「SUCCES」のうち、
「物語性」「意外性」「具体性」が内包されていて、
この3つの要素が、記憶に焼きつき、
人を動かす結果を生み出したわけです。
※この2つの広告のビフォア・アフター詳細資料はこちら↓
求職者の喉元をぐいっと掴み無理やり目を向けさせる求人広告
【注意!】2つの注意点があります…
①どんなにメッセージが素晴らしくても強いオファーには勝てない
SUCCESを意識し、コピーライティングの技術を使えば
人の心を動かすメッセージを作ることができますし、
人の心を動かすメッセージは、応募数を増やすことができます。
しかし、、、
求人(特にバイト)の場合は、求職者は
バイト先選びにおいて「時給」「シフト」など
表面的な部分を重要視するケースが多いことも事実…
ですので、先ほどのパターンA・パターンBの求人で、
仮に時給1000円と1500円ほど差があった場合、
いかにパターンAでも、応募数でパターンBに勝つことは難しいでしょう。
ただし!
実際の求人マーケットにおいては、「時給」「待遇」「シフト」は、ほぼ横ばいですよね。
条件面が横ばいだからこそ、人を動かすメッセージが
「あるかどうか」が求職者の反応に大きな違いがもたらされるのです。
②どんなにメッセージが素晴らしくても、閲覧されなければ意味がない
人の心を動かすメッセージが作れたとして、
待遇や条件も他社と同水準だったとしても、
求人が見られていなければ応募は入りません!
たとえば、素晴らしい求人原稿が完成し、
「求人を閲覧したら100%応募してしまう」ほど
素晴らしいものであったとしても、
その求人を閲覧した人の数が0人であれば、
応募は入りません。
応募数の公式はこちら↓ですよね。
応募数=PV数×CV率
そしてPV数・CV率(コンバージョン率)を
決めるものは、以下の通りです。
☑ PV数を決めるもの
1.掲載した求人媒体のSEOの強さ
2.掲載した媒体のwebプロモーションへの投資金額
(3)Googleの手の届かない所(アプリ等)で求職者を抱えているかどうか
☑ CV率を決めるもの
1.オファー(待遇・条件面)の強さ
2.人の心を動かす要素(SUCCES)の多さ
そうなんです。
閲覧数を決めるのは「求人媒体」で、
CV率を決めるのが「広告内容」です。
ですので、
①より費用対PV数が多い求人媒体を探し
②SUCCESを活用した求人広告を作る
この2ステップを踏むことで、「勝てる」求人への
広告投資ができるようになります。